愛犬と一緒に佐渡島に行くには?カーフェリーの乗船方法や愛犬との過ごし方を解説します!

愛犬と一緒に佐渡島に行くには、どのような行き方があるでしょうか?
私が実際に利用したカーフェリーの乗船方法や、愛犬と一緒に過ごす船内の様子について、写真と共に詳しく解説していきます。
愛犬と一緒に佐渡島に行く方法は?

佐渡島は、日本海側にある最大の離島で、鉱山がある唯一の島。
佐渡島の金山は2024年に世界遺産に登録され、観光客の増加も期待されています。
東京から新潟までは新幹線で89分、新潟から佐渡島までは佐渡汽船で67分(ジェットフォイルの場合)と、東京からも意外とアクセスしやすい離島です。
愛犬と一緒に佐渡島へ向かう航路は2つ!

佐渡汽船で愛犬と一緒に佐渡島へ行くには、以下の2つの航路があります。
- 新潟港〜両津港 航路
- 直江津港〜小木港 航路
新潟港はJR「新潟駅」、直江津港はえちごトキめき鉄道「直江津駅」が最寄駅です。
新潟港へのアクセス
新潟駅から新潟港へ向かう場合は、新潟駅バス乗り場「17番」からバスに乗ります。
所要時間は約13分、運賃は260円です。
直江津港へのアクセス
直江津駅から直江津港へ向かう場合は、直江津駅北口のバスロータリーからバスに乗ります。
所要時間は約7分、運賃は210円です。
愛犬と一緒に佐渡島へ向かう船は2種類!

愛犬と一緒に佐渡島へ行くには、ジェットフォイルとカーフェリーの2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
ジェットフォイルのメリット・デメリット
カーフェリーのメリット・デメリット
自家用車で佐渡島を観光される方は、ジェットフォイルに車は積めないのでカーフェリー一択となりますが、それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、どちらに乗船するか考えて予約しましょう!
ジェットフォイル・カーフェリーの予約方法

佐渡島へ向かうジェットフォイル・カーフェリーは、インターネットから簡単に予約できます。
佐渡汽船公式サイトの「チケット予約」より案内に従って必要事項を入力しましょう。
ペットコーナーの料金・予約方法は?

ジェットフォイル・カーフェリー共に、ペット同伴の場合、ペット料金1,100円(1頭あたり)が必要です。
ご自身のチケットを購入する際に、こちらも併せて購入しましょう
ジェットフォイル
ジェットフォイルは、小型犬のみ乗船可能です。
前述の通り、全身が入るペットケージに入れ、航行中は足元に置きます。
船内では顔や体を出すことはできません。
カーフェリー
カーフェリーは、各船4階にあるペットルームに限り、愛犬をケージから出して一緒に過ごすことができます。
予約不要の自由席で、ペット料金以外にプラスαの料金はかかりません。
航行中ずっとこちらで過ごすのであれば、飼い主さんが取るチケットはいちばん安い2等席(自由席)で問題ありません。(ずっとペットルームにいて2等席にすら行かなかったので…笑)
また、各船3階にあるペットケージエリアでは、冷暖房を完備した部屋で、船内備え付けのケージに入れて預けることも可能です。
ただし、こちらのエリアは施錠されてしまうため、航行中ペットに会いに行ったり様子を見に行ったりすることができないので、個人的にはおすすめしません。
予約不要で、こちらもペット料金以外にプラスαの料金はかかりません。
また、大きいワンちゃんは貨物扱いとなる場合もあるようなので、ご予約前に問い合わせておくと安心かと思います。
1等ウィズドッグルームの予約方法は?

直江津港〜小木港航路のカーフェリー「こがね丸」限定で、10kg未満の小型犬のみ1等ウィズドッグルームを予約できます。
利用者限定のドッグランを利用できる他、以下の佐渡汽船オリジナルアメニティグッズがもらえます
1等ウィズドッグルームの定員は3名3匹まで。
貸切利用と相部屋利用があり、料金は以下の通りです。
(1件のご予約で3名または3匹に達する場合は貸切料金が適用されます。)
1等ウィズドッグルームのご予約についてはこちら、空きがあれば当日でも利用可能だそうです。
私たちは往復新潟港の利用だったので1等ウィズドッグルームは体験できませんでしたが、直江津港を利用される方は、愛犬と一緒にちょっと贅沢な船旅を楽しむのもいいですね
予約便が欠航した場合のキャンセル料は?

悪天候による船の就欠航については、こちらに詳細が記載されていました。
簡単に説明すると、予約便の欠航が決まった場合キャンセル料は発生しませんが、欠航が決まる前にご自身の判断で予約を取り消した場合はキャンセル料が発生します。
前日に欠航が決定する場合もあれば、就欠航の決定が1時間前となる場合もあるそうです。
希望があれば便の変更も案内してくださるそうですが、佐渡島に宿泊予定の場合は、ホテルのキャンセル料についても予め確認しておくといいですね
愛犬と一緒にカーフェリーに乗る方法は?

愛犬と一緒にカーフェリーに乗る方法をご紹介します。
乗船手続き〜乗船まで、愛犬と一緒に過ごす船内の様子についても、写真と共に詳しく解説します。
愛犬と一緒に乗船手続き

インターネットでチケットを予約した場合、乗船手続きは以下の2パターンです。
カーフェリーに車を乗せる場合は1時間前、乗せない場合もSチケットは20〜30分前、デジタルチケットは30〜40分前に港に着くよう、早めの移動を心がけましょう!
乗船当日に該当便の就航決定後ログイン
予約メニュー画面の「Sチケット発券」ボタンを押す
送られてきたメールもしくはメニュー画面から
「Sチケット表示」ボタンを押す
表示されたSチケット(QRコード)を
乗船時に改札ゲートの読み取り部にかざす
※窓口に立ち寄る必要はありません
予約完了メールのQRコードを表示もしくは印刷
窓口で提示もしくは自動券売機でQRコードを提示し
紙チケットを発券してもらう
発券された紙チケットのQRコードを
乗船時に改札ゲートの読み取り部にかざす
私はSチケットの存在に気づいていなかったので(笑)予約完了メールのQRコードを自動券売機にかざしたのですが、なぜかエラー?
原因は分かりませんでしたが、窓口にQRコードを提示して難なく紙チケットをもらいました!
インターネット予約&クレカ決済限定で、佐渡・新潟観光施設割引証もGETできます
(Sチケットの場合はログイン メニュー画面より表示可能)
観光の際いろいろ使えたので、こちらもまた別の記事でご紹介していきますね!
愛犬と一緒に乗船

乗船手続き〜乗船まで、モモはずっとこのスタイルでした(笑)
ペットコーナーに辿り着くまでワンちゃんは顔や体の出ないキャリーバッグで運びましょう。
ペット料金の紙チケットは手に持っていましたが、乗船時の確認は特にありませんでした。
(大人しくバッグの中に入っていたので係員さんがモモの存在に気づかなかったのかも…?)
大きくてキャリーバッグに入らないワンちゃんは、現地係員にご相談くださいと書いてありました。
他の方のブログで大きいワンちゃんが船内を歩いている写真を見かけたので、ペットルームに辿り着くまでのルートに限り船内を歩かせても大丈夫なのかもしれません。
前述の通り、大きいワンちゃんは貨物扱いとなる場合もあるようです。
愛犬と一緒に過ごす船内の様子は?

私たちはカーフェリー「おけさ丸」で、新潟港〜両津港を移動し佐渡島に行ってきました!
新潟港〜両津港間は「ときわ丸」と「おけさ丸」の2隻が交互に行ったり来たりしているのですが、私たちが乗船した時間はたまたま往復とも「おけさ丸」でした。
2014年建造の「ときわ丸」の方が新しくて綺麗みたいなのですが、船内にある施設などはほぼ変わらないので「おけさ丸」の船内の様子や、おすすめの過ごし方をご紹介します
【4階】ペットルーム

「おけさ丸」4階のペットルーム。
リード着用で自由に過ごせますが、小さいワンちゃんならカフェマットを敷いて椅子に座らせておくか、お膝抱っこがマナーかなと思います。
往路は貸切状態、復路は私たちの他にご夫婦&トイプーちゃん1組だけでした。

ケージの中に新聞紙が敷いてあるので、おトイレはこちらで。(新聞紙の予備は2等船室にたくさんありました)
トイレシートとうんち袋は必ず持参しましょう!

ずーっと座っているのも退屈なので、たまにデッキに出て海の風に当たったり、写真を撮ったりして気分転換しました。
ペットコーナーからデッキはすぐ目の前ですが、移動の際はキャリーバッグにINで、床に下ろさず必ず抱っこしましょう。
【3階】スナックコーナー

「おけさ丸」の3階にはスナックコーナー「麺処 おけさ」があります。
限定メニューとして「おけさ丸」ではCOSTA COFFEE(コーヒーのみ)、「ときわ丸」では佐渡牛乳 雪室珈琲(コーヒー、コーヒーソフト、コーヒーフロート)を取り扱っています。
フードメニューはどちらも同じで、ブラックラーメン、佐渡島カレーライスなどがありました。

佐渡汽船オリジナルグッズやお菓子も販売されていました。
お土産っぽいものは佐渡バタークリームサンドクッキーのみ。
こちらは新潟港でも両津港でも購入できるので、船内で買わなくても大丈夫です。

アイスもいろいろ、コシヒカリモナカがちょっと気になりました…(笑)

スナックコーナーで食べている方はほとんど見かけませんでした。
おぼんに乗せて船室に持って行っても大丈夫みたいです。

私たちはコーヒーしか買わなかったのでペットルームで飲みましたが、ラーメンとかはさすがにどうなんだろう…?
いい悪いは別として犬が黙っていないと思うので、ここで食べていくしかないだろうなって気もします(笑)
【3階】ゲームルーム

「おけさ丸」3階のゲームルーム。
ちなみに「ときわ丸」にはゲームルームの他にキッズルームもあるようです。

意外と広くて、暇つぶしなのかメダルゲームしている方をチラホラ見かけました。
UFOキャッチャーの景品がショボかったので、もうちょっと魅力的なものにしたらお客さん増えそう(笑)
【3階・4階】イベントプラザ

「おけさ丸」3階・4階のイベントプラザ。
ステージと1階席・2階席があり、通常時は2等船室(自由席)として使用可能です。
いつどんなイベントをやるんだろう…?
【3階・4階】船室

「おけさ丸」の2等船室は絨毯敷きの大部屋で、だだっ広いフリースペース。
毛布(1枚100円でレンタル可能)をかぶって寝ている方がほとんどでした。
ワンちゃん連れの場合、ペットコーナーにいる時間がほとんどだと思うので、前述の通り2等船室のチケットがあれば充分ですね。
ずっとペットコーナーに座りっぱなしも疲れるので、家族で順番に休みに来るのもいいかも。

1等船室はチェア席、イス席、ジュウタン席があるようです。
たまたまドアが空いていて、誰もいらっしゃらなかったので撮影させて頂きました。
5階には特等船室、6階にはスイートルーム(共に完全予約制)があり、ホテルのようにゴージャスな個室 (佐渡汽船公式サイトで写真を確認してみてくださいね!)
【番外編】船内で食べたいおすすめスイーツ

佐渡島までカーフェリーで2時間30分、せっかくなら美味しいものを食べながら船旅を楽しみたいですよね !
ここからは番外編、私が実際に食べてみて美味しかったおすすめのスイーツをご紹介します
【佐渡乳業×しばうま本舗】佐渡牛乳カステラ

佐渡牛乳 – 140yen
佐渡牛乳カステラは、牛乳パックを模した可愛いパッケージが人気の6切入りカステラ。
新潟港では個包装の佐渡牛乳カステラと200mlの佐渡牛乳が販売されていたので、船内でのおやつにもおすすめの組み合わせ!(私は新幹線で頂きましたが…笑)
新潟港のお土産処「トキめき館」で購入しましたが、両津港のお土産売場も広いので、未確認ですがおそらく販売されているはず。
佐渡牛乳、コーヒー牛乳は船内の自販機でも購入可能ですが、使用できるのが硬貨のみでしたのでご注意くださいね!(千円札もダメ)
【maSanicoffee】トキ佐渡ばんちゃモカ

おにあん – 350yen
おにばん – 300yen
maSanicoffee(マサニコーヒー)は、佐渡汽船ターミナル1階にあるコーヒーとハンバーガーにこだわったカフェ。
佐渡番茶を飲み損ねて心残りだった私は、トキの形をしたクッキーが添えられたトキ佐渡番茶モカを注文しました。
デザートドリンクっぽいですが、ベースが番茶なのであっさりしていてゴクゴク飲めました!
テイクアウトの際にクッキーを袋に入れて、テープで貼ってくださったのも嬉しい気遣い
佐渡牛乳を使ったカフェラテや「佐渡」の焼印が押された小判バーガーも人気です!
手前に写っているおにあん&おにばんは、次項目でご紹介する「おにcafe」の商品です。
【餃子&珈琲 おにcafe】おにきん

餃子&珈琲 おにcafeは、両津港(佐渡汽船ターミナル)から徒歩4分のオンリーワンな佐渡カフェ。
人気商品の「おにきん」は、鬼太鼓の鬼をデザインしたお菓子で、大判焼きの生地ではなく軽めのワッフル生地を使用しているそうです。
佐渡で有名な田中餅屋のこしあんが入ったおにあん、佐渡番茶生地のおにばん(あんなし)、お食事系ではハム&チーズがありました。
一個が大きくて見た目はボリューミーですが、とっても美味しくてペロリと完食
帰りの船内にはもってこいのおやつなので、両津港に戻る前にぜひ立ち寄ってみてくださいね!
愛犬と一緒に佐渡島に行く方法・船内での過ごし方まとめ

以上、愛犬と一緒に佐渡島に行く方法・船内での過ごし方についてでした!
いかがでしたでしょうか?
愛犬と一緒に行ける佐渡島のホテルやカフェ、観光スポットについては、また別の記事でご紹介させて頂きますね!

最後までお読み頂きありがとうございました

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